2007年5月31日木曜日

暖冬影響? 道東でエゾシカの捕獲激減 06年度 10年で最少4万頭

 道東地域(釧路、十勝、網走、根室の四管内)で二○○六年度に捕獲されたエゾシカの数は過去十年で最も少なかったことが二十二日、道のエゾシカ保護管理検討会で報告された。道東は道内全体の捕獲数の約六割を占める。山の草木が雪に覆われる冬季、エゾシカは山から下り、人家の庭木などを食べるが、この冬は記録的な暖冬で山の草木に恵まれたため、エゾシカは人里に近づかず、捕獲機会が減ったと推測されている。
 ○六年度の全道の捕獲数(速報値)は前年度比11%減の六万九千七百二十二頭。このうち、道東での捕獲数は前年度より15・8%少ない四万七百三十六頭(雄一万五千八百七十七頭、雌二万四千八百五十九頭)だった。道東で七万二千五百四十頭が捕獲されたピーク時の一九九八年度と比べると、44%減と、ほぼ半減。
 札幌管区気象台によると、昨年十二月-今年二月の道内の降雪量は平均で平年比69%と観測開始以来最少。道自然環境課は「暖冬の影響で自然死する個体も減っているとの報告もある」とし、個体数の急増を懸念している。二十二日の検討会では、四管内の本年度の狩猟期間を前年より一カ月長い十月二十五日-来年二月二十九日とする捕獲案を協議した。七月下旬の道環境審議会を経て、正式決定する。

(北海道新聞より引用)

2007年5月30日水曜日

苦手克服が浮上の鍵 足りぬ先発、ダルあす復帰 きょうはグリン

 日本ハムの先発投手陣が緊急事態に陥っている。故障者が相次ぎ、開幕からのローテーションが崩壊、先発陣の再編成を余儀なくされている。  大黒柱が揺らいだのが負の連鎖の始まりだった。ダルビッシュが10日の登板後に蓄積疲労を訴え、そこから2度、登板を回避した。  16日には建山が右太もも裏の張りで途中降板。18日に7回を投げた八木も昨年のアジアシリーズと同じ左肩の違和感に襲われ、ともに登録抹消された。八木は昨季は1度もローテーションから外れなかっただけに、ショックは大きかった。  さらに20日には、ダルビッシュと並ぶ勝ち頭の金村も右肩に張りが出て、大事をとり途中で降板した。  明るい話題は、4月下旬から離脱していたグリンの復帰と、19日のソフトバンク戦で2年目の木下が完封でプロ初勝利を挙げ、次回登板のめどが立ったことだ。とはいえ、先発の頭数は足りない。  佐藤投手コーチは「故障者はあてにしていない」とし、新戦力に期待する。建山、八木に代わる先発候補に、中継ぎ要員として昇格した高卒新人左腕、吉川(広島・広陵高)を考えている。  21日にはダルビッシュが札幌市内の屋内練習場で前回登板後から2度目の投球練習を行った。46球を投げ、球威こそあったが、制球は定まらなかった。だが、佐藤コーチは「腕は振れていたし、体は元気そう」と胸をなでおろした。ダルビッシュも「完ぺきじゃないけど7割くらい。試合の中で修正できる」と話した。  交流戦開幕の巨人2連戦(札幌ドーム)はグリン、ダルビッシュの順での先発が予想される。2人の好投でセ・リーグ首位の勢いを止め、弾みをつけたいところだ。

(北海道新聞より引用)