2007年8月28日火曜日
果実酒問題で内閣府が現地調査
自家製の果実酒を巡る問題です。この問題は、ニセコ町のペンションが宿泊客に提供していた自家製の果実酒が、酒税法違反と税務署から指摘されたことがきっかけでした。ペンション側は、これに反発し規制緩和などを求めていますが、国の役所の対応は、2つに分かれています。財務省は、「適正な課税の必要性」を盾に果実酒の提供をあくまで"認めない"方針です。これに対し、規制緩和を進める内閣府は、"認めよ"との立場に立っています。きょうは、その内閣府が、ニセコで現地調査をしました。ニセコ町のペンションふきのとうーここにきょう、内閣府の担当者が訪れました。経営する池田さんらが酒税法の改正や規制緩和をなぜ訴えるのか、その理由を直接、聴くためです。(ペンションオーナー・池田郁郎さん)「高い税金払って作った(果実酒に)もう1度税金をかけるのが公平だと税務署が言うのでそれはないだろうと」(内閣府規制改革推進室・金井大輔参事官補佐)「時代とともに見直す事は必要になってくると思う。リピーターが多くなったり、ペンション経営にプラスに?」(池田さん)「(果実酒の影響は)大きいと思いますよ」果実酒を巡る騒動が起きたのはことし4月ー。宿泊客らへの提供は、酒税法違反にあたるとして、札幌北税務署がペンションの摘発に乗り出し、廃棄処分を命じたのが発端です。これに対して、ニセコ町は、池田さんの支援にまわり、財務省に規制緩和を求め続けました。しかし、財務省側は適正な課税の必要性をタテにいずれも暗に受け入れを拒否ー。財務省の、この頑なな姿勢に業を煮やしたのが、規制改革を推し進めようとする内閣府でした。(内閣府規制改革推進室・金井大輔参事官補佐)「この問題については規制改革の観点からも検討する必要があるのでは。(Q.飲んでみたいとは?)飲んでみたいと思うが違法と言われると飲みずらい」国に直接、自分の思いを訴えた池田さんはー。(池田さん)「本当にこれから変わっていく可能性があるような気がしてきましたよね」内閣府は来月以降予定されている会合で、きょうの調査内容をもとに財務省側に方向転換を迫る方針です。
2007年8月25日土曜日
チキンカレーに異変あり
札幌の新名物としてすっかり定着したスープカレーですが、食材に異変がおき、関係者を困らせています。札幌のスープカレー店です。(遊佐記者)「この店では客にビラをはりだしました。チキンレッグの入荷が困難になり、サイズも小さくなり、価格も高騰してきましたとあります」じつはいまアメリカ産の骨つきチキンが全国で品薄の状態でさらに価格も通常の倍近くに上がっています。この店では骨付きチキンがスープカレーのダシにも具にも欠かせないということで頭を悩ませています。(店のオーナー)「チキンがないとスープができない。9年やっているが、いままでこんなことはなかった」アメリカで鳥インフルエンザが発生し、日本への侵入防止策として輸入を一時停止していることが品薄の理由です。さらに、ロシアや中国でもアメリカ産骨付きチキンの引き合いが強く、日本が十分な量を確保しにくいというのも現状です。(客)「無くならない様に願いたいですね。おいしいから」札幌の精肉店です。こちらでは札幌市内のおよそ50のスープカレー店に肉を販売していて、アメリカ産チキンの仕入れに手を焼いているといいます。(精肉店社長)「(スープカレー店から)毎日電話がなって、なんとかならないか、数をもっとほしいとか値段も高騰しているので安くしてほしいと」アメリカ産骨付きチキンが飲食店で人気なのには理由がありました。それは同じ大きさに統一したチキンが輸入されているためで調理もしやすく、価格の設定もしやすいのです。(精肉店社長)「日本が求めたことをアメリカでやってくれて、だから日本で人気なんですね」「米騒動みたいなものでスープカレー屋さんにとってはすごく貴重だと思いますね」アメリカの一部の地域の輸入は再開されていますがこの品薄の状態は今年いっぱい続くのではないかという声も聞かれます。
2007年8月17日金曜日
夏の暑さを雪冷房で冷やす
冬の厄介者、雪を夏の冷房に利用する動きが本格化しています。札幌で、新エネルギーを使ったビジネスセミナーが開かれ、会場では、雪を使った冷房システムが実演されました。連日続いた猛暑から少し解放された道内ですが大勢が集まるセミナーとなるとやはり冷房は欠かせません。そんな冷房の配管を辿ると外に設置されたコンテナにつながっていました。(見張記者)「気になるコンテナの中身ですがこのように雪が入っていて冷房に使うために循環させる水を雪で冷やすその名も雪冷房システムです」実用化に向けた取り組みが続く雪氷エネルギー。きょうの冷房に使われた雪はきのう美唄市から運び込まれました。美唄市は道内でも先駆けて雪の有効利用に踏み切ったマチです。冬に溜めた雪を野菜などの貯蔵や介護施設の冷房などに使っています。(美唄市産業振興課・金子幸江さん)「(電気代は)エアコンの3分の1ないし2分の1」「水に溶けるにおいも除去してくれる」雪をビジネスに活かそうと開かれたきょうのセミナー会場でも4機の雪冷房が18度の涼しい風を送っていました。雪エネルギー研究の第一人者である媚山准教授は、雪冷房の将来性をこう話します。(室蘭工業大学・媚山正良准教授)「まだトータルコストはエアコンの1.5倍はする。現時点で5割増しというのは将来的には大きな問題はない」冬の厄介者から夏のエネルギーへと生まれ変わることができるのか。雪を知り尽くした北海道の挑戦が続いています。
2007年8月13日月曜日
福祉センターにAED付き自販機
札幌市内の老人福祉センターで、AED・自動体外式除細動機付きの自動販売機が初めて設置され、職員や利用者向けの使用講習会が開かれました。AED付きの自動販売機が設置されたのは、札幌市北老人福祉センターです。センターでは毎日250人ほどの地域の高齢者が施設を利用していて、これまでに血圧が上がるなどの症状で、病院に搬送されるケースが多くありました。このためセンターでは、大手飲料水メーカーがAED付きの自動販売機を無料で設置していたため、道内の公共施設では、初めてこの販売機を設置しました。利用講習会ではセンターの職員や利用者が、AEDの使用方法や心肺蘇生の方法を人形を使って練習していました。
2007年8月11日土曜日
◆「原爆の日」道内でも追悼
62年目の「原爆の日」のきょう、札幌で原爆死没者の追悼会が行われました。参加した被爆者たちは久間元防衛大臣の「原爆投下はしょうがない」発言について、改めて批判しました。今年で43回目を迎える原爆死没者の北海道追悼会には被爆者など多くの関係者が集まりました。追悼会では献花や黙祷をささげ、犠牲者の冥福を祈りましたが、主催者が問題としたのはあの久間発言でした。(北海道被爆者協会・越智晴子さん)「仕方がなかったという言葉を聞いた時、一瞬体が固くなって絶句してしまった」原爆をめぐっては久間章生元防衛大臣が「原爆投下はしょうがない」と発言、被爆者や遺族の間で波紋を呼び先月、辞任しました。また、参加した被爆者からも怒りの声が上がりました。(被爆者)「ちょっとの言葉でも被爆者にとってはショックなこと」「しょうがないですか?これは本当にしょうがないこと。(原爆を)使ってもやむを得ないと認めたことは許すことはできない」
2007年8月8日水曜日
期限切れガスボンベ使用で検査
函館の石油販売会社が使用期限の切れたガスボンベ、およそ800本を函館市内などの一般家庭で使用していたことがわかり、道はきのう、立ち入り検査を行いました。期限切れのガスボンベを使っていたのは、函館の前側石油です。前側石油では去年10月から先月中旬までLPガス用のボンベおよそ800本を期限切れのまま函館市や北斗市の一般家庭などで使用していました。ガスの充填を担当していた従業員は、ボンベに書かれた期限を消すなどして検査をせずに使い続けていました。このため、渡島支庁できのう午後、高圧ガス保安法違反の疑いで前側石油の立ち入り検査を行いました。
2007年8月6日月曜日
◆「コムスン」が 譲渡計画を説明
介護報酬の不正受給問題で介護事業を他の企業に譲渡することを決めたコムスンが道にその計画を説明しました。道庁を訪れたのはコムスンの山田貴行支社長らで、道の担当者に譲渡計画を説明しました。それによりますと老人ホームなどの訪問介護事業は今月中に売却先を公募し、有識者で作る第三者委員会の選定を経て9月上旬に決定するということです。コムスンは現在道内193箇所で事業所を展開していて、うち81箇所が今後介護事業者の指定を打ち切られる見通しです。
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