企業がつくった実業団自転車チームとしては道内唯一の「DOKYUレーシングクラブ」が2年目を迎えた。道内のアマチュアトップ選手を擁し、ツール・ド・北海道や実業団レースを目標に練習に励んでいる。(佐藤大吾)
選手は1年目から成績を残した。道内トップクラスの実力を持つ阿部嵩之と藤原真が昨年9月のツール・ド・北海道で、北海道地域選抜メンバー入り。エース阿部はこの大会のU-23(23歳以下)クラスで総合4位に入ったほか、8月の藻岩山ヒルクライムなどで優勝を飾り、チームの名前を道内にとどろかせた。
支援企業の「どうきゆう」(札幌)は、給食受託業務や外食店経営を行う。趣味で自転車レースをする中西泰司社長が「食と運動のライフバランスをとろう」と2006年夏に、役員による自転車チームを立ち上げたのがきっかけだ。
道内の選手を勧誘し、07年春に選手6人で本格的なレーシングチームが発足。現在はエリートチームの選手8人と、社員らによるAチーム11人で構成している。
エリートチーム内のトップ選手は本州への遠征費や物品の面で会社から支援を受けられる。阿部は「チームに所属することで、実業団レースの本場である本州に行けるのがメリット」と話す。チーム練習は週2回で、道内ではまだ少ない集団走行ができるのも利点の一つだ。
今季の目標は、ツール・ド・北海道の北海道地域選抜メンバー5人をチームメンバーで占めることと、実業団レースでチームランキングを昨季の66位から10位以内に上げること。エリートチームに属し、広報も兼ねる本谷渉は「道内の自転車界を活性化させ、リードするチームに成長させたい」と話す。
(北海道新聞より引用)
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