札幌市内の一般家庭で使われていた中国製の土鍋から鉛が溶け出すケースがあった問題で、この土鍋を販売していた家具・インテリア販売チェーン大手のニトリ(札幌)は近く中国の製造元に社員を派遣し、原因を調査する方針を固めた。
同社は既に中国の製造元に説明を求めており、製造の際、陶器を焼き固める焼成温度が通常の千-千三百度より低い約八百度だった-などの報告を受けているものとみられる。陶器は製造時の焼成温度が低いと、使用時の熱で上薬が溶け出す可能性がある。同社は社員を現地に派遣し、問題点を直接確認し、再発防止に生かす考えだ。
この問題は、土鍋の使用中に異変に気付いた札幌市内の男性(47)が道消費者協会に届け出て発覚。同協会の再現試験でも鉛の溶出が確認された。鉛の量は食品衛生法上の基準値(二・五ppm)以下だったが、ニトリは「顧客の安全を最優先する」として五月二十六日から自主回収している。
(北海道新聞より引用)
2007年6月15日金曜日
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